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ぎっくり腰・腰痛

何度もぎっくり腰を再発している方の治療を行いました。ご友人からのご紹介で、ご依頼をうけご自宅へ訪問治療へ伺っています。

治療開始時は、訪問マッサージ・鍼灸・リハビリのフルコースでしたが、症状が軽くなり現在はマッサージだけになっています。

 

ぎっくり腰を繰り返すと、なんとなくまたなりそう…と予感する方が多数いらっしゃいます。そんな時は、早めに鍼やお灸などで予防しておくと、再発を防げます。風邪などの病気と同じで、早め早めの予防策が功を奏します。

指先に500mlのペットボトルの圧力


ゴリゴリと痛みを伴うマッサージを受けたことはありませんか。痛気持ちいいという方や、痛くないと効く気がしないという方もいらっしゃると思います。しかし、痛みを感じている患部はたいていの場合炎症が発生しています。その部分をゴリゴリしたのでは、却って悪化させてしまうのです。

 

私は、親指の先端1平方センチメートルに500mlのペットボトル分の圧力をかけるように心がけています。そのため、施術を受けている最中は「ん?効いているのかな?効いていないんじゃないかな?」と、感じてしまう患者さんがいるようです。

ところが、施術後しばらくすると「あ!?痛みが消えてる!」とか、「そういえば、ずいぶん楽になった」と驚かれます。特に、翌日の朝それを実感される方が多いようです。ただ、中には、残念ながら昨日マッサージを受けたことを忘れてしまって、時間が経って自然に治ったのかなと勘違いされている方も、少なくないのではと思っています。

 

先日も、保険レディー候補生の方向けのイベントにお邪魔したのですが、数日前からなんとなく腰の調子が悪かったのだが、とうとう今朝「グギッ」っとなってしまった。この後整形外科に行くつもりだという方が、いらっしゃいました。そこで、15分程度マッサージをして持参していた置き鍼をしたところ、嘘のように痛みが治まってしまい「鍼ってすごい!」ということになってしまいました。

 

この方のように急性の痛みの方が、治りが早くなります。慢性化すると、それだけ効果が表れるのが遅くなります。また、いろいろな症状が重なってきて、そもそもどこが最初の原因だったかがわかりづらくなります。そうなると、まずは、症状が顕著な個所から治療していくしかありません。自然治療期間も伸びてしまいます。皆さんもっと気軽に症状の軽いうちに、鍼灸院の門をたたいてくだされば良いのにと願うばかりです。